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強い農業づくり事業でHACCP対応の加工場を整備 六ツ美養鶏加工協同組合

2018.01.05発行
 成鶏処理加工の六ツ美養鶏加工協同組合(宮本大介代表理事―岡崎市上青野町字城屋敷7番地、組合員55人、従業員70人)は、平成29年度の強い農業づくり事業(畜産物流通体制整備事業)の指定を受け、生産機能と衛生管理の強化整備を進めてきたが、12月上旬に工場の模様替えを含めてほぼ完成したことから、去る12月7日に本社工場の情報管理提供室で完工内覧会を開き、関係者ら約70人が出席した。
 同工場では平成19年に、年間285万羽処理を目標とした施設整備を行なったが、処理羽数は平成23年に300万羽を超え、28年度は350万羽となったため、今回の整備では処理能力を年間375万羽に向上させるとともに、HACCPの導入対応を視野に入れ衛生面の充実を図ったもの。
 主な整備内容のうち、鶏肉処理能力の向上に関する改善項目は@解体ライン(落下装置)の新設と改造Aもも脱骨装置(時間当たり1000本処理能力のトリダスマークU4基)の導入――で、衛生管理の向上と省力化も図られ、もも肉の歩留まりも改善したとのこと。
 処理能力に対応したと体の冷却については、従来のチラーによる冷却に加え、天井部に製氷冷却機(1日の能力2トン用を2機)を導入して冷却能力を向上させている。
 さらに、生産能力向上に伴い、受電増量設備の増設(100kW)、井水浄化能力の向上(毎時10立方メートル能力の浄化装置)、汚水処理能力の向上(汚水処理槽の増設、改造により毎時10立方メートルの処理能力に)なども行なった。
 衛生管理の向上については、工場内部や機器などをより水洗しやすいように、作業場内の模様替えと、洗浄しやすい床面、流れやすい排水溝の設置などを行なった。
 内覧会で出席者は、整備された処理加工場内や汚水処理槽などを視察した。
 あいさつした宮本代表理事は「生産者の大規模化により、当組合の処理量が増加してきたことと、食品衛生向上のためにHACCPへの対応も視野に入れ、施設の整備を行なってきた結果、県をはじめとする行政関係各位のご理解と、各設備メーカーの協力によって、能力向上とより安全な鶏肉生産の生産に寄与できる体制が整った」と謝意を述べるとともに、整備した施設の概要や能力などを説明した。
 経過報告では、宮本一彦顧問理事が、これまで同組合が進めてきた設備改善事業について報告した。
 来賓を代表して、農林水産省東海農政局生産部畜産課の井上善行課長、愛知県西三河農林水産事務所の森本真治所長、岡崎市経済振興部の鈴木英典次長が祝辞を述べ、(公社)愛知県畜産協会の三輪益司常務理事の発声で乾杯し、終始なごやかに歓談した。

【関係者約70人が出席した内覧会(写真上)、解体ラインと、もも脱骨装置堰i写真下)】



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