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ハイテムが性能アップした新トンネル換気『Pプラス』開発 冬期3ゾーンコントロールに静圧制御をシステム化

2017.05.25発行
 潟nイテム(安田勝彦社長―本社・岐阜県各務原市テクノプラザ2−10)は、夏期は鶏舎前面から入気し、冬期は前面を遮断して、鶏舎長手方向3ゾーンに分割したインレットから入気する夏冬切り換え換気を、新トンネル換気としてハイテム直立ケージの標準換気方式としてきた。
 これまでのトンネル換気では、冬期は新鮮な空気がゆっくり流れて鶏舎後部妻面に排気され、鶏舎内に温度差が出やすいため、この問題の改善を図ることを目的にハイテム新トンネル換気では、3ゾーンのインレットが対応するセンサーの信号によって個別に開閉するシステムを取り入れた。
 ただ、入気スピードをコントロールする静圧制御を織り込むことができなかったため、ハイテムでは、いったん静圧によって3ゾーンのインレットの開度を設定し、その後、各ゾーンの温度センサーで開度を調整するプロセスを開発してこの問題を解決。性能アップした新トンネル換気3ゾーンコントロールは『Pプラス』の商標名で販売を開始する。
 『Pプラス』は農場での実証や改良を含めて、約1年半の期間をかけて開発したもの(特許番号6082506)。従来の3ゾーンコントロールを『Pプラス』にバージョンアップするシステムも同時発売する。
 『Pプラス』によって新鮮な空気をより均一に舎内に導入し、3ゾーンコントロールでより均一な温度維持を図ることができるため、冬期の舎内温度を高めに維持できるとしている。冬期は舎内温度を1度C高くすると、要求率は1%良くなるとされている。
 『Pプラス』で10〜3月の舎内環境を良好に維持し、舎内温度を3度C高く維持できた場合の収益増は、羽当たり年間23円になる(羽当たり摂取量105グラム/日、飼料10円/キログラムで試算)。
 ハイテムでは、今後ともランニングコストの差が生む養鶏第2の利益=i同社資料参照)の最大化を目指し、同社設備の改善・向上に磨きをかける努力を続けていきたいとしている。

【静圧制御によって入気スピードを制御。これに3ゾーンインレットがシステム的に作動し、すがすがしく、かつ均一な舎内温度を実現する】



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