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豊田通商が「新特別急酵 液体」を発売 畜産向け堆肥化促進材の新商品

2016.10.25発行
 豊田通商梶i本社・名古屋市)は、トヨタ自動車梶i本社・愛知県豊田市)とコンタクトレンズ総合メーカーの潟<jコン(本社・名古屋市)が共同開発した畜産向け堆肥化促進システム「resQ45(レスキュー45)」シリーズの新商品「新特別急酵 液体」【写真下】の販売を10月5日から開始した。販売元はトヨタ自動車子会社のトヨタルーフガーデン梶i本社・愛知県みよし市)。
 家畜排せつ物は国内で年間約8000万トン発生し、悪臭や水質汚染の発生が懸念されるなど、適切な処理や有効利用が求められている中、トヨタ自動車とメニコンは2006年に「resQ45」を発売。13年1月以降は、酵素と高温菌を一体化し、利便性をより向上させた「新特別急酵」の導入により、堆肥化期間が従来の約1か月間から約2週間に短縮され、悪臭源であるアンモニアガスも鶏糞で約50〜90%削減された。
 一方、処理量の多い大型農場の堆肥化作業では、粉状の「新特別急酵」の散布に大きな手間がかかることから、既設の液剤散布器で容易に散布できる液状の製品への要望が寄せられていたという。
 今回開発した「新特別急酵 液体」は、既設の液剤散布器を使うことで、粉状の製品よりもまんべんなく確実に散布でき、作業のさらなる効率化と、安定した堆肥づくりが実現し、畜産農家の作業負担と環境負荷の軽減に寄与することが期待されるとのこと。液体化によって商品も袋入り8キログラムから、液体ボトル100グラムに小型化したため、保管スペースも大幅に縮小できる。
 使い方は、設備に合わせて1袋を5〜100リットル程度の水で希釈し、原料糞10立方メートルに対し散布する。
 トヨタ自動車とメニコンは、家畜排せつ物処理にかかわる課題解決に向け、06年に「resQ45」シリーズの開発・販売を始め、今年6月に発売10周年を迎えた。同シリーズは主力商品の「新特別急酵」に加え、「豚レスキュー」「モーレスキュー」などのラインアップを揃えており、今年4月に累計売り上げ20万袋を達成。今年度は年間5万袋の売り上げを計画している。
 トヨタ自動車、メニコン、豊田通商は、それぞれの分野で培った技術を応用して環境分野への取り組みを進めており、「今後も連携を強化し、新たな環境事業の発展や農地の土壌改善に貢献するとともに、資源循環型社会の実現を目指していく」としている。
 問い合わせは豊田通商農水事業部(電052−584−8600、F052−584−3520)へ。



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